長女のうつ病で家族に起きた変化

うつ病

家族として少しずつ形ができてきた頃、また大きな壁にぶつかりました。

長女とは、以前に母親を病気で亡くしています。

その頃から心の中にはつらい気持ちを抱えていたのだと思います。

そして私たちと暮らし始めたことによる環境の変化も重なり、少しずつ心の負担が大きくなっていきました。

次第に気分の落ち込みが強くなり、学校へ行くことも難しくなりました。

「このままではいけない」

そう思い、病院を受診したところ、長女はうつ病と診断されました。

診断を聞いた時は、とても心配でした。

特に気分が大きく落ち込んでいる時や、心が沈んでいる時の長女を見るのは本当につらく、親としてどうしてあげたらいいのか分からないこともありました。

勉強にも手がつかなくなり、悩み苦しんでいる姿を見るたびに、代わってあげられるものなら代わってあげたいと思っていました。

夜遅くに気持ちが落ち込むこともあり、その時は夜中まで話を聞くこともありました。

当時、夫はまだ病気への理解が十分ではなく、「次の日仕事だから」と先に寝てしまうことも。

私自身にも次の日仕事がありましたが、泣いている長女をそのままにして眠ることはできず、長女が落ち着くまでそばにいて、話を聞き続けました。

何か特別なことができたわけではありません。

ただ、「一人じゃないよ」と伝えたくて、そばにいることしかできませんでした。

今思うこと

あの頃の私は、長女を支えたいという気持ちだけで必死でした。

でも今振り返ると、家族の誰かが苦しんでいる時、支える側にも大きな負担がかかるということを感じています。

「私が頑張らなきゃ」と一人で抱え込んでいたことが、後に私自身の心にも大きな影響を与えることになりました。

家族を支えるためには、自分自身の心も大切にしなければいけない。

当時の私はそのことに気づく余裕がありませんでした。

でも、あの時間があったからこそ、長女との絆が深まっていったと感じています。

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