古着物販を始めても、思うように売上は伸びませんでした。
「このままじゃ生活できない。」

そんな焦りから、私は再びスマホで副業を探し始めました。
「初心者でも月〇十万円。」
「誰でも簡単。」
「場所を選ばず働けます。」
そんな言葉ばかりを信じていました。
今振り返ると、あの頃の私は「稼ぎたかった」のではありません。
ただ、お金の不安から解放されて、安心したかったのです。
そんな中、妊娠が分かりました。
嬉しい気持ちと同時に、「これからどうやって生活していけばいいんだろう」という不安が一気に押し寄せてきました。
お腹の赤ちゃんを守らなければいけない。
でも、働きたくても体は思うように動かない。
焦りだけがどんどん大きくなっていきました。
その頃のことは、また別の記事で詳しく書こうと思います。
私は「家でもできる仕事」を探すため、ハローワークへ行き、在宅ワークについて相談しました。
しかし、当時は在宅の求人はほとんどなく、条件に合う仕事も見つかりませんでした。
「何か他に方法はないだろうか。」
そう思い、またネットで探し始めたときに出会ったのが、Webデザインでした。

場所を選ばず働けること。
時間を自由に使えること。
そして、出産後も続けられる仕事であること。
「これなら今度こそ、私にもできるかもしれない。」
そう思い、夢中で調べ始めました。
しかし、調べれば調べるほど、SSLやCSSなど聞いたこともない専門用語ばかりが出てきます。
「独学では難しいかもしれない。」
そう考えた私は、Webデザインのオンラインスクールへの入学を決意しました。
今思えば、もう少し冷静に考えるべきだったのかもしれません。
でも当時は、「今行動しなければ何も変わらない。」そんな気持ちでいっぱいでした。
私は思い立ったらすぐ行動する性格です。
夫には「Webデザインを勉強したい」とだけ伝え、入学を決めました。
学費は夫にも少し援助してもらいましたが、生活費や食費はこれまで通り私の貯金から支払っていました。
当然、その生活が長く続くはずもありません。
少しずつ減っていた貯金は、ついに底をついてしまいました。
それでも私は、「卒業すれば働ける」「卒業すれば取り返せる」と信じて勉強を続けました。
しかし、卒業までには半年。
その間にも支払いは待ってくれません。
夫から生活費をもらいながらやりくりしていましたが、少しずつ支払いが滞るようになり、借金は膨らんでいきました。

そして私は、消費者金融からお金を借りるという選択をしてしまいます。
借りた直後は、滞っていた支払いができて少しだけ安心しました。
でも、その安心はほんの一瞬でした。
返済日が近づけば、またお金が足りない。
その繰り返しで、借金は少しずつ、そして確実に増えていきました。
半年後、ようやくオンラインスクールを卒業。
「これで働ける。」
そう思い、クラウドワークスやココナラで何度も応募しました。
でも、結果は一件も採用されませんでした。
頑張れば報われる。
そう信じていた私は、大きな壁にぶつかりました。

そして、毎日のように鳴り続ける電話。
消費者金融やローン会社からの着信でした。
スマホが鳴るたびに胸が苦しくなり、画面を見ることさえ怖くなりました。
「また支払いの電話だ……。」
着信履歴だけが増えていく毎日。
私は、絶望を味わいました。
もう、一人ではどうすることもできない。
そう思った私は、勇気を出して夫にすべてを打ち明けることを決意します。
そのときのこと、そして自己破産という決断に至るまでの話は、次の記事で書こうと思います。


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